懐かしいアレ。季節の風物詩的な。
暑くなって来ると、涼しげなスイーツが食べたくなってきますよね。
それこそ赤鰐さんのフルーツたっぷりの豪華かき氷、大垣銘菓水まんじゅう。
ラコントさんやモーリーさんのジェラート、洋菓子店もそれぞれ夏の果物のゼリーを出し始めています。
最近は聴く機会もだいぶ減ったと思いますが。
「わらびーーーもち、わらびもちーーーー。」
そうです。
昔は家の近所でも移動販売もされていた、古くから日本で愛される「わらび餅」。
今回はこちらをご紹介させて頂きます!そもそもわらび餅とは何ぞや。
という事で。調べてみました。
わらびもち(蕨餅)は、デンプンと水、砂糖から作る和菓子。原料としてワラビの根から取れるデンプンであるわらび粉が使われたため、この名がついた。wikipedia:わらびもち
なるほど。餅とは名付けられているものの、あの透明なプルプルな部分はデンプンが固まったものなんですね。
このわらび粉を作るのが相当手間らしいです。
冬の時期にわらびを掘って、何度も冷水で洗い、粉を生成するのに何日も要するようです。
冬の時期にわらびを掘って、何度も冷水で洗い、粉を生成するのに何日も要するようです。
そこまで苦労して10Kgのわらび根から作れる粉はわずか70g。
わらび餅への見方が変わりそうです。
本格的なわらび餅が食べたい
そこでやってきたのは岐阜市の柳ケ瀬アーケードの中にある、ツバメヤさん。
きっと様々なメディアの紹介でご存知の方も多いでしょう。
平成22年創業と新しいお店ですが、有名かつ評判のお店です。
モスバーガーや無印良品のある高島屋の北の通りを東へ。旧長崎屋の近くにあります。
木のぬくもりを感じる、そんな佇まいです。
中には様々な心温まる手作りのお菓子が並んでいます。
店内には工房もありました。
目的のものはお会計の横に。ショーケースの中に並んでいました。
人気の商品ですので、買えなかったらどうしよう。。。と不安でしたが、
無事に購入する事ができました!
「本わらび餅」、そしてもう一つの名物「大地のどら焼き」も一緒に購入。
さっそく持ち帰って食してみました。
ふわーーーーっとろーーーーーっ
パッケージ。素朴ですが雰囲気漂う!
包みを外すと、きなこが隙間無くぎっしり!
京きな粉というきな粉だそうです。惜しげも無く豪快に詰め込まれています。
こぼさないようにそーっと気をつけて蓋を外します。
これが「本わらび餅」。10個入り896円。
皿に盛る時点で、すでにぷる〜んとだらり〜んとしています。
力なく、すべてを重力に身を任せる本わらび餅。
食べる前から期待大です。
楊枝で持ち上げてみると、、、びよ〜んと伸びます。
写真以上にもっと伸びます。
きな粉を落とさないようにそーっと口に運びます。
大きな水玉をほおぼったような
口に入れるとふわーーっと、とろーーーっとしてます!
自分の知っているわらび餅の食感ではないです!
スーパーで売っているあの笑
個人的な表現をするならば、大きな水玉をほおばったような。そんな食感です。
甘さは控えめ。
黒蜜など付いているものもありますが、これには無しで正解。
わらび餅本来の味というか、風味。
その代わり、京きな粉の味がしっかりしていてとても香ばしくておいしい。
10個入りですが、1個1個が大きいので、ボリューム満点。
1人では食べきれないのでお裾分けしました。
何度か分けても楽しんでもいいですね。
もっちり、しっとり、大地の味。
こちらは大地のどら焼き。1個199円。
平飼いの有精卵黄、天然重曹、種子島のミネラルを含んだ洗双糖と石臼で挽いた全粒粉を100%を使って焼き上げられているそうです。
生地はふんわり、しっとり。中には大粒あんこがぎっしりはさまれています。
十勝の特別栽培された小豆だそうです。
まさしく大地のあたたかみと力強さ、そして職人さんの思いを感じます!
わらび餅に比べるとオーソドックスですが、素直に美味しいどら焼きです。
「わらびーーーもち、つめたーーーくて、おいしいーーーーよ。」
とても美味しいわらび餅に出会えました。
この夏、何度かリピートしそうです。
他の商品も購入してみたいな。
噂通りのよいお店でした!
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【DATA】
ツバメヤ
岐阜県岐阜市日ノ出町1-10 ロイヤルビル 1F
TEL:058-265-1278
9:00~18:00
月曜定休(日曜営業)
駐車場:なし(近隣に有料パーキング多数)
【業態】テイクアウト
【ジャンル】洋菓子・和菓子
【食べるべきメニュー】本わらび餅、大地のどら焼き
URL : 食べログに良い口コミが多数掲載されています! ツバメヤ 食べログ
備考:わらび餅の販売は11時からだそうです。
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