THE カジュアル フレンチ!【岐阜駅】Kitchen BonChemin(キッチン ボンシュマン)

ボンシュマン 看板

フレンチ、ビストロが増えています。

最近、岐阜で増えている気がします、フレンチベースのお店。
新しくオープンした所では岐阜駅前の「LA CACHETTE」、詳細は不明ですが柳ケ瀬にオープン予定の「malkin」。
郊外では瑞穂の「森料理店」。
ビストロ系では、先日のエントリーでもご紹介した喰なべの新店の「Rubetta」やビストロ居酒屋「enso玉宮」。
その他にも色々ありますが割愛。
和食、イタリアンなどと比べると、馴染みが浅かったのですが、この頃は利用する機会も増えてきました。
そして、もう一軒。
先日、岐阜駅の住田町にある「Bon Chemin(ボン・シュマン)」さんに行ってきました。

居酒屋エリアにある、カジュアルなフレンチレストラン。

外観

岐阜駅の北側、住田町にあります。場所は「喰なべ」の真横です!
昨年3月にオープンしたばかり。
「ボンシュマン」とは「良き道」という意味。
普段は日曜日が定休ということですが、
この日は6名の利用という少人数にも関わらず特別に営業して頂けました。

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入ると手前側にはフランスの町並みをリアルに描かれた壁画。
奥側には地面から天井まで続く大きな黒板が目を引く、カジュアルで気軽な空間。
テーブルの椅子席が中心ですが、奥にはベンチシートの席もあります。

黒板遊び心のある書体で書かれた黒板。
おすすめのメニューや季節替わりメニュー、その他雑学もあり。
ついつい眺めたくなってしまいます。

おまかせコース料理は4,000円〜。

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この日はコース料理(4,000円)。フレンチにしてはリーズナブルな価格。
そして飲み放題1,500円で承けて頂けるようです。
このカジュアルさは、使い勝手がよさそう!
それにプラスして、パテ・ド・カンパーニュ(1,500円)も頂きました!

グラスワインがお値打ち!

ドリンクは結構充実していて、かつリーズナブル!
特に際立ったのはグラスワインの価格ですね。
350円って良心的すぎません!?
ボトルワインもお値打ちだったのですが、色々飲みたいのでグラスにしました。

前菜

コース最初のお愉しみ!まずは「前菜3種」。
前菜って重要だと思うのは、自分だけでしょうか。
・オマール海老とオレンジのマリネ
・サーモンの瞬間スモーク
・野菜のテリーヌ
カジュアルフレンチのオードブルといった感じで◎。
続く料理の期待値を高めてくれます。

熟成期間の違う「パテ」を食べ比べ!

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実は次の料理の間に出して頂いたアラカルト「パテ・ド・カンパーニュ」。
フランス料理の定番、田舎風パテです!
これが割とお店によって味の特徴が分かれるので面白いです。
レバーの臭みが軽い、重い、少なめか。
ここは中間ぐらいかな。(最近食べたところで言うと、重めが「ラ・カシェット」、少なめが「バル・バロッサ」かなぁと)
あっさりしているけれど、肉の旨みがしっかり。
ハムに似た食感でとても食べやすかったです。

DSC_2064実は2皿出して頂いたのですが、前の写真のものが仕込んで3日のもの
後の写真がなんと1ヶ月弱熟成させたもの!食べ比べさせて頂けました。
通常は旨みを増すために、2〜3週間保存して熟成させるのですが、
3日のものと1ヶ月のものとは明らかに違いましたね!
旨みの濃厚さが違いました、でもクセはきつくなく。
熟成肉も流行っていますが、肉って熟成させるとやっぱ違うんですね〜

コースの続き、、、

DSC_2067こちらが正式な2品目「ニョッキ・アラ・パリジェンヌ」
ベシャメル、エダムチーズ、グリュイエールチーズを合わせた濃厚チーズのクリームソースの中にニョッキが。
このニョッキが少し変わっていて。
シュー生地を茹でて、丸く固めてニョッキにしていること!
もちもちの食感に、香ばしい小麦の味わいが絶妙!

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さらに、自家製のパンをソースに付けて食べると、、、想像するだけでお分かりでしょう!笑

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オーナーシェフの後藤さん。この日は貸し切り営業だったため、付きっきりでサービスして頂けました。
普段は聞けないような料理に対する想いや説明が聞きながら食事するので美味しさも倍増!
こちらからの質問にも気さく応えて頂き感謝。ちょっと贅沢な気分でした。

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こちらは魚料理「甘鯛のヴァプール 白ワインソース」
“ヴァプール”とは蒸し料理のことですね。
ふっくら蒸し上がった鯛の身の間に、帆立のムースが。
先ほどのパンをムースに付けて食べるのがフランス流とか。
後藤さんによると「あくまで肉がメイン」と言う事で、パンチのあるものより肉が引き立つように軽めに仕上げてあるそうです。

いよいよメイン!美味の連続!

DSC_2073これがこの日のメイン「オーストラリア産牛フィレのブールコンポーゼ」。
“ブールコンポーゼ”とは、バターを混ぜ合わせたソースのこと。
牛フィレの上に載っているものです。(上に添えてあるのは「チコリ」です。下には「林檎」が!)

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ナイフを入れると、、、美味しそうでしょ??
とても柔らかい肉質で、ブールコンポーゼと一緒に食べると絶妙にマッチ。
これまでの流れからの期待を裏切りません!

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最後のデザートは「リモンチェロ」。
本来はレモンリキュールの名前ですが、こちらはケーキです。
ムースやクリームなど層になっていて、これのどれもが存在を主張し、独特なハーモニーを奏でてくれます!
ライムのムース、アーモンドのブラマンジェ、、、一番下にはダックワーズ。
フランボワーズのソースが更にアクセントに!
色んな味わい、食感が楽しい、夏にぴったりな爽やかなお菓子です。

最後はコーヒー、または紅茶。

これで4,000円はお値打ちだと思うのですが、どうでしょうか!?
満足でした。

フレンチって大変だなぁと。

他の料理も大変だとは思いますが、特に大変だと思うんです!
仕込みもそうだし、、、調理も。
最近の嗜好がフレンチということで、ひいき目に見ても笑

ランチメニューちなみにランチも営業されています。
煮込み料理が中心です。今度行ってみよう。

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ちょっとぶれてて申し訳無いのですが、最後お見送りをして頂いた後藤さん。
お一人で料理を作られていますが、どんどん新しい料理を生み出していってほしいです。

フレンチにあまり馴染みが無い方も、このオープンラッシュを機にぜひチャレンジしてほしいです。
その点、ボンシュマンの気軽さはとても良いと思いますよ!

Kitchen Bon Chemin (キッチン ボンシュマン)

岐阜県 岐阜市金町8-11

TEL:058-215-6650

時間:ランチ 11:30~13:30
ディナー 17:00~23:30(L・O22:30)
※コースラストオーダーは21:30

駐車場:近隣にコインパーキング多数

【業態】レストラン、ビストロ

【ジャンル】フランス料理

【ホームページ】公式サイト

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